こんにちは管理人のみつまめです。
あれから、もう12年が経った。
2014年9月27日、午前11時52分。
多くの登山者が秋の御嶽山を楽しんでいたその時、山は突然、その姿を変えた。
御嶽山の噴火・・・。
噴石や火山灰が山頂付近を襲い、58人もの尊い命が失われ、今なお5人の方が行方不明となっている。
戦後最悪の火山災害となった、あの日から12年。
昨日、御嶽山の麓にある長野県王滝村で追悼式が行われたという報道を目にした。
遺族や関係者の方々が集まり、噴火が起きた午前11時52分に黙とうを捧げ、慰霊碑に花を手向け、静かに手を合わせる。
その姿を見ながら、みつまめは、あらためて思った。
12年という月日は、本当に早い。
そしてこれからの12年もおそらく早く時がたつのだろう(;^_^A
しかし、残されたご家族にとっての12年間は、私たちが簡単に「早かった」と言えるような時間ではなかったと言えるのではないだろうか。
大切な家族が「行ってきます」と家を出た。
きっと本人も家族も、いつもの登山と同じように、無事に帰ってくるものと思っていただろう。
それが突然、永遠の別れになってしまった。
そして今なお、帰りを待ち続けているご家族もいる。
自然は美しい。
山は私たちを癒やし、四季折々の素晴らしい景色を見せてくれる。
しかし、その一方で自然は時として、人間の想像をはるかに超える力を見せる。
地震、津波、豪雨、土砂災害、台風、そして火山噴火。
どれほど科学が進歩しても、自然災害のすべてを完全に予測し、防ぐことは難しい。
いや、不可能だ。
だからこそ、御嶽山噴火を「12年前の出来事」にしてはいけないのだと思う。
あの日、何が起きたのか。
なぜ多くの命が失われたのか。
そして、あの災害から私たちは何を学び、次の命を守るために何をしなければならないのか。
その教訓を語り継いでいくことこそ、今を生きる私たちにできることではないだろうか。
今年も遺族らでつくる「山びこの会」の方々は登山口に立ち、登山者に安全を呼びかけたという。
年月が経てば、どうしても記憶は薄れていく。
けれど、災害は私たちが忘れた頃にやってくる。
「自分だけは大丈夫」
「今日は大丈夫だろう」
そんな油断をせず、事前に情報を確認すること、必要な装備を整えること、そして危険を感じたら引き返す勇気を持つこと。
一人ひとりの小さな備えが、命を守ることにつながる。
御嶽山を見上げながら手を合わせたご遺族の姿は、私たちにそのことを静かに訴えているように思えてならない。
二度と、このような悲劇が繰り返されることのないように願う。
あの日を忘れず、自然への畏れと備える心を、これからも持ち続けていきたい。
合掌。